VR/ARの活用事例
2023.10.16
【VRシミュレーション】ゲームから医療・運転・建築など活用事例も紹介
実写映像やCGなどで制作した仮想空間で、さまざまな体験を提供するVRシミュレーション。ゲームをはじめ医療(手術)、運転、建築など幅広い分野に導入されています。この記事ではVRシミュレーションのメリットや活用事例を紹介するとともに、VRシミュレーション制作にお困りの皆さまに弊社がお手伝いできることを紹介します。
この記事でわかること
- VRシミュレーション(シミュレーター)とは何か
- VRシミュレーション(シミュレーター)の活用事例
- VRシミュレーション(シミュレーター)制作について
1.VRシミュレーション/シミュレーターとは?
実写映像やCGで構築した仮想空間でさまざまな疑似体験を通じ、技術の習得やイメージの確認・共有、危険予知などがおこなえる仕組み・技術をVRシミュレーションと呼んでいます。
従来パソコン上でおこなうシミュレーションといえば、過去のデータから予測値を弾き出したり、映像・グラフなどを制作したりする手法がメインでした。しかしVR技術が発展したことで、ユーザー自身がよりリアルに体験できるようになった点が、従来のシミュレーションと比べて大きく進化した部分です。
VRシミュレーション/シミュレーターでできること
- 建築物の完成イメージの確認・共有
- 専門職などにおける職業訓練
- 企業内訓練(メーカー、大学、研究機関、医療機関)
- 腹腔鏡下手術などのトレーニング
- イベントなどの事前シミュレーション
- 安全技術のための訓練(溶接、玉掛など)
- 授業
- ロールプレイング、営業研修 など
世界中から作品が集う3D・VRシミュレーションコンテスト
2023年11月に開催されるFORUM8デザインフェスティバルの、メインイベントとして注目されているのが3D・VRシミュレーションコンテンスト(株式会社フォーラムエイト主催)です。国内外を問わず、各地からUC-win/Roadによる高度なVRデータ作品が集まる同コンテストはすでに22回を数え、2022年より「VRシステムオブ・ザ・イヤー」という新たなアワードも設けられました。
UC-win/RoadはVRシステムのひとつで、近年では建築や自動車のほか災害、環境、教育訓練、医療などさまざまな分野に広く導入されています。今年は、スマートシティやDXを加速させるどのような作品が集うのか、要注目です。
「第22回 3D・VRシミュレーションコンテスト」概要
https://vrcon.forum8.co.jp/2023/
2.VRシミュレーション/シミュレーターの導入・活用事例
実際にVRシミュレーターがどのような現場で活用されているのか、導入事例をいくつかご紹介します。
VRシミュレーションゲーム
VRシミュレーターが広く活用されている分野といえばゲームです。Meta QuestシリーズやPICO4といったVRデバイス(ヘッドマウントディスプレイ)が増え、遊べるゲームも増加しています。
VRドライブシミュレーター
トヨタ自動車では、バーチャル試乗ができる2軸モデルのVRシミュレーターを導入しています。VRシミュレーターを通じて危険運転を体験できると同時に、安全機能がどのように働くのかといったことも体験できます。
VR手術・医療シミュレーター
医療分野、とりわけ手術にVRシミュレーターを導入する動きも加速しています。たとえば、患者の3D画像をヘッドマウントディスプレイを装着した手術スタッフが共有しながら、手術を進めていくことができます。
これまで数人しか立ち会えなかった現場も、VRシミュレーターを活用することでより多くの研修医がその場でオペを見ているような環境で技術を学ぶことができます。
VR災害シミュレーター
千葉県が公開しているVR津波シミュレーターです。周辺住民の動きや避難を呼びかける声なども収められており、地震発生から津波が押し寄せるまで、実際にどのような状況になってしまうのかをよりリアルに体験できます。
3.VRシミュレーション制作はCOMBOにご相談ください!
私たちCOMBOでは、これまでVR/AR技術を活用したさまざまなアプリやシミュレーターを開発しています。その一例をご紹介します。内装・家具配置ARシミュレーター開発
実際のお部屋で壁紙、床材などを選択してシミュレーションできるアプリです。家具などの配置もでき、よりリアルにお部屋をイメージができます。こちらは内装業者さまやリノベーショ業者さま、不動産会社さまにご活⽤いただいております。
壁紙・床材・家具などのVRシミュレータ開発
間取り図をARアプリで⾃動⽣成後、実際のお部屋で壁紙や床材、家具などを配置してよりリアルにシミュレーションができるVRアプリです。⽇照時間に合わせてのシミュレーションも可能です。リフォーム業者さま、不動産会社さまにご活⽤いただいております。
⾃動ドアARシミュレーター開発
これまでは、現場写真を一度担当者へ送付し、イメージ画像を制作して営業に使用していたという業務を、営業担当がその場でイメージを提示できるようにするため開発しました。
現場の開口寸法から各パーツの寸法を自動計算して生成しており、フリーハンドのサイズ変更時も随時再計算しているので、自由なサイズ変更が可能です。ARアプリのため実際に遠近距離確認ができるほか、色々な角度からもご確認いただけます。
COMBOが御社のプロジェクトを成功へと導きます
こうした問題に直面されてプロジェクトが進められないという企業さま、ご担当者さまも多くいらっしゃるのではないでしょうか?
COMBOにはVR/ARアプリ・シミュレーターの豊富な開発経験や、Unityを使った開発実績とノウハウ、そして開発環境があり、さらに優れた技術を持つ精鋭エンジニアが在籍しています。
御社のコンテンツ制作にエンジニアを派遣することはもちろん、プロジェクトの『サブチーム』として精鋭エンジニアをご提供することも可能です。またVR/ARコンテンツの制作のみならず、企画からコンサルティング、さらには今後に向けた技術検証(PoC)まで、トータルでお任せいただけるのも、COMBOの強みです。
VRシミュレーターアプリの開発に際して、エンジニア不足や開発環境、実績などにお悩みの企業さま、ご担当者さまはぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。
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