xR/メタバースとは?
2023.12.23
【めたば~す4U】メタバース空間で自分らしく生きる若者支援!
メタバース空間で、若者たちが自らの可能性を広げ、新しい一歩を踏み出す場所が誕生しました。認定NPO法人キャリアデザイン研究所が提供する「めたば〜す4U」です。生きづらさを感じる若者をサポートし、社会参加を促すこのプロジェクトは、デジタルと現実の境界を越えた独自のアプローチで新しい時代の若者支援を実現しています。
この記事でわかること
- 「めたば〜す4U」とは
- 「めたば〜す4U」の取り組み
- 「めたば〜す4U」に寄せられる期待
革新的な若者支援事業「めたば〜す4U」
「めたば〜す4U」は2023年7月にスタートした、メタバース空間を活用した革新的な若者支援事業。同プロジェクトは生きづらさを感じている若者たちに“新しい居場所と機会”を提供することを目指して誕生しました。
困窮する子ども・若者の支援体制整備事業として「休眠預金プログラム」の助成を受け、認定NPO法人キャリアデザイン研究所(千葉県柏市・村松正敏 理事長)によって運営されています。 ※休眠預金事業とは、10年以上入出金等がない休眠預金を、民間公益活動促進のために活用されるもの。「めたば〜す4U」はこの助成金をもとに運営されています。
無料で誰でも簡単に参加でき、メタバース空間でアバターを操作して交流したり、さまざまなイベントを体験したりできます。交流やイベントを通じて、生きづらさを感じている若者たちが安心して過ごせる居場所を提供しています。
【メタバース】についてはこちらの記事をご覧ください。
VR・AR・MR・SR・xRをわかりやすく解説!メタバースとの違いや活用事例も
「めたば〜す4U」の取り組み
「めたば〜す4U」は、単に居場所づくりを目的に遊びや学びの場を提供するだけでなく、就労支援や地域との連携したり、産業カウンセラーやキャリアコンサルタントといった専門家、不登校経験者がメンターとして参加したりして、安心して相談できる環境も整えています。
加えて、遊びや学びの機会を通じて、若者たちの社会参加を促進する活動にも取り組んでいます。初めから人と交流するのが難しい若者には「スタンプを送る」「体を少し動かす」といった動作から始めて、メタバースに慣れてもらう仕組みも完備。
慣れてきたら「悩みごと相談スペース」で個別相談をしたり、「居場所スペース」でゲームや宝探しをして交流を深めたりできます。参加者に合わた段階的支援により、安心して交流できる環境が実現しているというわけです。
就労支援に関しては、地域の企業や団体と連携し、就労体験やボランティア活動を通じてキャリア形成を支援。またジョブコーチと連携し、就労後も継続して働けるよう定着支援もおこなうことなどからも、その本気度が窺えます。
「めたば〜す4U」のこうした取り組みにより、生きづらさを抱える若者たちが自立するための、価値ある支援がおこなわれているのです。
「めたば〜す4U」への期待
「めたば〜す4U」は、メタバースの活用を通じて若者支援の新たな可能性が期待されます。現実世界で人と関わるのが苦手でも、メタバースなら気軽に参加できる風潮があるように、生きづらさを感じる若者の孤立・孤独の解消手段となっていくでしょう。
同時に「参加者が自己表現できる」ようになり、「社会的スキル」が身につき、「就労支援やキャリアコンサルタントによる個別相談」を通じた結果、自己肯定感が生まれ職業適応力が向上するといった効果も期待されています。
「めたば〜す4U」は若者が社会に積極的に関与し、自立への道を歩むきっかけを提供する、新たな支援の形なのです。
「めたば〜す4U」が見せる新たな支援の形に注目
「めたば〜す4U」でおこなわれている居場所の提供や専門家によるサポートは、生きづらさを感じる若者たちへの効果的なアプローチとして期待されています。デジタルと現実を融合させた支援は、若者に限らずさまざまなケースに応用可能です。「めたば〜す4U」がメタバースを活用した新たな支援の先駆者となり、各方面へと広がっていくことに期待しましょう。VR/ARアプリ開発はCOMBOにおまかせください
COMBOでは少数精鋭エンジニアが、さまざまなVR/ARアプリ開発で培った経験・技術を生かして御社のプロジェクトを成功へと導きます。エンジニアの派遣からプロジェクトの「サブチーム」の提供、企画からコンサルティングまで幅広く請け負っております。ぜひお気軽にご相談・お問い合わせください。
新着情報
同じカテゴリの記事
新着記事