東京メトロがフォートナイトに銀座線を再現！「SAVE THE STATION」で駅を守るゲーム体験が登場

東京メトロは、世界的なオンラインゲーム『Fortnite™』において、銀座線を舞台にしたオリジナルゲームマップ「SAVE THE STATION」を2024年9月11日に公開しました。このゲームマップは、東京の観光名所である銀座線を再現し、プレイヤーが駅を守るというストーリーを展開しています。Epic Gamesが運営する『Fortnite™』は、バトルロイヤルやクリエイティブモードで人気を博しており、東京メトロの今回の試みは、企業PRや観光プロモーションの新たな形として注目されています。

この記事でわかること

東京メトロ×Fortnite「SAVE THE STATION」について
お披露目会やVTuberを対象とした大会の詳細について
「SAVE THE STATION」がもたらす新たな企業PRの形

「SAVE THE STATION」とは？

※出典：東京メトロ

「SAVE THE STATION」は、実際の銀座線の駅をモチーフに作られたゲームマップです。浅草駅から渋谷駅までの主要な駅が再現されており、駅構内や電車の内装も実物に近い形でデザインされています。プレイヤーは銀座線に乗りながら、各駅に現れる敵と戦い、駅を守るミッションを遂行します。このゲームマップは、『Fortnite™』のクリエイティブモードを活用して制作され、ゲームの舞台として銀座線を楽しめるユニークな体験を提供します。

開発を手がけたのは、株式会社EbuActionのクリエイティブチーム「BORDER」。同チームは企業向けのFortniteマップ制作に豊富な実績を持ち、今回のプロジェクトでは実際の駅の図面を基に忠実に再現するという細やかな設計を行いました。特に、浅草駅、上野駅、銀座駅、渋谷駅の各駅では、その独特なデザインや歴史的背景も反映されており、プレイヤーは仮想空間でありながらも、まるで実際の駅に訪れたかのような没入感を得られる作りになっています。

『フォートナイト』（Fortnite™）とは

Epic Gamesが開発した人気オンラインゲーム。基本プレイは無料で、バトルロイヤルモードとクリエイティブモードが中心となっています。バトルロイヤルモードでは、100人のプレイヤーが最後の一人になるまで戦います。一方、クリエイティブモードでは、プレイヤーが自分でマップやゲームを作成し、自由に楽しむことができます。多彩なゲーム体験と、メタバース的な要素が特徴です。

オンラインイベントで盛り上がるフォートナイトの「SAVE THE STATION」

※出典：東京メトロ

「SAVE THE STATION」のリリースを記念し、東京メトロは2024年9月13日にYouTuberぜるふぃー氏を招いたオンラインお披露目会を開催しました。ぜるふぃー氏はフォートナイトの実況動画で知られる人気YouTuberで、今回のイベントでは特別なゲーム実況を通じて、視聴者と共に銀座線を守るミッションに挑んだ模様。このオンラインイベントはYouTubeを通じて生配信され、多くのフォートナイトファンや東京メトロのファンが一堂に集まる場となりました。

また、2024年10月25日から11月7日までの期間、VTuberを対象とした大会「TOKYO METRO×my dear.CUP フォートナイトの銀座線を防衛せよ！」が開催されます。この大会では、参加するVTuberたちが「SAVE THE STATION」を舞台にスコアを競い合い、そのファンも参加できる形で進行します。VTuber業界においても人気の高いフォートナイトを用いたこのイベントは、多くの視聴者を巻き込み、東京メトロの新たなプロモーション活動として大きな注目を集めることでしょう。

▼「TOKYO METRO×my dear.CUP　フォートナイトの銀座線を防衛せよ！」概要

	VTuber部門	ファン部門
募集人数	制限なし	制限なし
エントリー条件	・VTuberとして活動していること。・自身のYouTubeまたはTwitchチャンネルで配信可能なこと。	・自身のX（旧Twitter）アカウントを保有していること。・推しのVTuberが本大会に参加していること。
エントリーフォーム	https://forms.gle/cGH7q4qbTKBcYQSB8	https://forms.gle/FHFrKLMRKnkyG1f26
エントリー期日	2024年10月14日（月）23:59まで	開催期間終了まで

フォートナイトを活用した企業PRの新たな可能性

近年、企業が『Fortnite™』を活用したPR活動を行うケースが増えており、東京メトロの取り組みもその一環です。フォートナイトは全世界で5億人以上のユーザーを抱えており、そのうち月間アクティブユーザーは7000万人に達します。この巨大なユーザーベースを活かして、企業や地方自治体は新たな形でのプロモーションや観光誘致を行っています。

東京メトロは今回の「SAVE THE STATION」を通じて、ゲームとリアルを融合させた新しい形のエンターテインメントを提供しています。これは単なるゲーム体験にとどまらず、東京の魅力を国内外に広めるためのPR活動としても大きな意義を持っています。特に、世代や性別を問わず幅広い層が楽しめるエンターテインメントとして、メタバース技術を活用した先進的な取り組みと言えるでしょう。

今後の展開と東京メトロのビジョン

※出典：東京メトロ

東京メトロは、今回のプロジェクトを皮切りに、今後もメタバースを活用したエンターテインメント事業を推進していく計画です。東京の多様な魅力をより多くの人々に伝えるため、ゲームや仮想空間を活用した取り組みを強化し、新たな人の流れを生み出すことを目指しています。

同プロジェクトには東京メトロだけでなく、大成建設やローソン、日立製作所などの協賛企業も参加しており、さらなる連携が期待されています。協賛企業によるサポートのもと、今後も東京メトロは世代や国境を越えて多くの人々に愛されるサービスを提供し続けるでしょう。

フォートナイトでの銀座線体験がどのように広がっていくのか、そして東京メトロが次にどのような新しい試みを行うのか、これからの展開に注目です。